メール課金でスパム撲滅!

投稿日:2019年04月14日 16時28分43秒

みなさんはメールを使ってますか?
まあ、使ってない人はごく少数だと思います。メールはもはや組み込み装置にすら実装されつつあるパブリックな存在になりつつあります。ところが、メールが敬遠される大きな理由がスパムメールにあります。
スパムとは、ハワイ出身の小錦が大好きなコーンドポークすなわち塩漬け肉なんですが、これをモンディパイソンがギャグで、メニューがスパムだらけのレストランとして扱ったのでウザイ行為をスパムというらしいですな。
さて、今回の話しはこのスパムを全滅させるアーキテクチャについてです。

そんな事は不可能と思われるでしょうが、可能です。必要なのは、ほんの少しのメールサーバの仕組みの変更です。電話はかけると料金がかかりますね。あれと同じようにメールを送信すると料金がかかるように
すればいいんです。そしてもう一つメールを受信したらその料金が受領できるようにすればいいのです。
そうするとどうなるでしょう。
例えば、友人であるTAKERUとNOZOMIが毎日1通ずつメールをしたとしましょう。お互いにメールを交換してますので、例えば1通送信を100円としても、1年経ってもお互いの課金はせいぜい100円です。メールを送信して、受信した場合、送信に100円かかりますが受信で100円儲かるので差し引き0なんです。

次にメール配信業者の場合を考えます。毎日1000万通スパムを送信すると毎日10億円の出費になります。これではとてもやってられないですね。こんな事は実現可能でしょうか?

メールサーバは個人でも運営可能です。なので、無理なように思えますが、大手メールサーバ運営者が、有料対象サーバのみからメールを受け付けるようにすればいいのです。日本ならば、Docomo,AU,SoftBank,YAHOOあたりが対応すれば十分です。

もし自分のメールサーバが有料対応でなければ次第にメール無料サーバ同士でしかメールがつながらないのでメールの価値が下がっていきます。従ってメール無料サーバからはユーザが減っていくでしょう。なにしろ有料サーバにしても実質友人などとメールを普通にやりとりしている分にはほとんど課金されないのです。唯一課金されるのは、戻ってこないメールを送り続けたい人だけです。

ではお金のやりとりはどうしたら良いでしょうか?日本の場合はサーバ運営者は最低でもドメイン管理会社かプロバイダにはお金を払っています。特にプロバイダには必ずお金を払っています。従ってサーバからプロバイダにデータが飛んだ時点でSMTPやPOPをブロックして有料SMTPや有料POPのみ通すようにすればよく、料金はデポジットとしてプロバイダ料金に乗せておけばいいでしょう。デポジットが消えた時点で回線を止めるのも良いかと思います。

そして最後にもう一つ素晴らしい利点を記述しておきます。なんとスパムをもらうとお金になるので、いままでうざかったスパムを美味しく頂くことができるのです!

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